世界設定
必要ない設定もあったりなかったり

科学とか魔法とか錬金術とか陰陽道とかがチャンポンで共存してる何でもありの世界。
温暖化により両極の氷が融け、島国の大半は水没。残った大陸も数度の大戦によって赤茶けた砂漠と化してる。
世界を支配してるのは『軍部』と『議会』。議会と軍部が対立し、人々は二重支配を受けてる。
ゴーストタウンはマフィアが牛耳っていて、暗黙で治外法権が認められてる。

・魔法、錬金術、科学、陰陽道等について
これら諸々の力はこの世界の成り立ちを説明する『理論』として考えられている。
同じものを異なった理論で考えてるからこそ、全部ごっちゃに同時に存在する。
科学と錬金術
同一属性の範囲内で、あるものから別のものを造り出すのが錬金術。(ex. 金属の塊から直接鐘を形成する。)
同一でなくても、順序に沿ってしか物を作り出せないのが科学。(ex. 金属の塊を溶かし、鋳型に流し込んで鐘を形成する。)
簡単に区別するとそんな程度。
錬金術は万能に見えるけど、等価交換や元素転換原則などの制限があるのでそんなに万能じゃない。
某錬金術漫画の世界観を考えてもらえればわかりやすいかと・・・。
*元素転換原則 ・・・ 元素変換は 元素周期律表 の同一周期内で、隣り合う元素同士でしか出来ない
この2つは互いに似通った理論なので組み合わせは可能。
魔法と陰陽道
自然のものの加護を受ける点では同じ。
自然の分類(属性)が6種(火・水・風・土・光・闇)なのが魔法。6つの力は相対する。
自然の分類(属性)が5種(木・火・土・金・水)なのが陰陽道。5つの力は相生相剋し、循環する。
簡単な区別はそんなもん。
何もないところから物を生み出すように見えるけど、それもまた一定の理論で成り立っている。
この2つは互いに似通った理論なので組み合わせは可能。

ただし、科学・錬金術と魔法・陰陽道は相反する理論なので組み合わせは出来ない。
また、生命に関することで失われたもの(記憶、視力等)を元に戻すことはできない。
クロ−ン技術を応用した生体再生は可能。

・タウ(tawe)
武器化する刺青。魔法の一種(多分)。でも他の要素も含んでる。
正確には刺青を介して武器を呼び出す。召喚用の呪印を刺青として入れてる。
武器の形状は刺青のデザインと本人の性格等に左右される。
武器の種類は選べるが、刺青を彫って武器化するまでは形状は分からない。一度決まると変更不可。
刺青自体に傷がつかない限りは武器が傷ついてもすぐ直る。刺青が破損したら武器化は出来ない。
一応属性がある。それは魔法的属性だったり陰陽道的属性だったり。その人の性質によって決まる。
軍人は大体彫ってる。

・赤目の民族
正式名称はシャラックス(Scharlax)。
目の色は緋色。目の色以外は普通の人と変わらない。
いわゆる原住民族で被差別階級だった。軍・議会による殲滅戦により純血は絶滅。混血(目が赤くない)がわずかに残ってる程度。
タウを小さな金属片に具現化する技術や人形に命を吹き込む技術など、高度な技術を発展させていた。
その技術は民族内の長と言える呪術師が持っており、一子相伝だったため、今では失われた。

・ビコ(bico)
赤目の民族のみに伝わる技術または技術士を指す。二次元のものを三次元のものに変化させることが出来る。
主にタウの媒介である刺青を小さな金属片として具現化させることに使用されていた。
魔術と錬金術の応用。今では失われた技術。

・グリー(gle)
赤目の民族のみに伝わる技術または技術士を指す。人形(マレット/maretto)に息を吹き込み使役することが出来る。
術師自身が人形を作成しなければ成立しないが、人形の素材、型は問わない。
魔術と陰陽道の応用。今では失われた技術。





---------------------------------------------------------
もどる